参加者との対話を重視したカフェ
文部科学省による第55回科学技術週間の行事として、サイエンスカフェおよびパネル展が実施される。これを受けて日本技術士会では、正会員および準会員から講師等の希望者を募集している。
サイエンスカフェは、科学技術の分野で従来、行われている講演会やシンポジウムとは異なり、科学者などの専門家と、一般の人が飲み物を片手に、気軽に自由に語り合う、新しいコミュニケーションの場。参加者との対話を重視した形式のイベントだ。内容によって小学生以上を対象とするか、高校生以上を対象とするか、決めることができる。また、講師のほかに、ファシリテーターを置くこともできる。
科学技術における「美」をテーマとしたパネル展
パネル展は、科学技術における「美」がテーマ。研究等の過程や成果などで発生した、コンピュータグラフィックを含む写真や画像で、一般の人が普段は見ることができない現象など、感動やおもしろさを与える要素が含まれていること、さらに、科学技術に関心を持ってもらえるような最近の画像が対象。知的好奇心をひきつけ育むような作品も対象となる。画像には説明文を付けることもできる。また、希望施設への巡回展示も予定されている。
いずれも2014年の4月に開催される予定。サイエンスカフェについては東京と大阪の両方の会場が予定されているが、パネル展は東京都のみ。詳細は同会のホームページを確認してほしい。

日本技術士会 プレスリリース
http://www.engineer.or.jp/c_cmt/kshien/topics/