東京で開催
一般社団法人 日本認知症ケア学会は、2014年度の「特別重点課題講座」を東京で開催する。
在宅で暮らす認知症の人を理解
同学会では、認知症ケアに関する重要な課題を年度ごとに取り上げ、「特別重点課題講座」を開催している。2014年度の研究課題は「心理学的手法を用いた認知症介護家族支援方法の開発と検証」。
在宅で認知症の人をケアする際、行動や心理症状(BPSD)を理解することが重要であり、その要因には「心理学的要因」と「社会的要因」とが挙げられる。
前者に対するアプローチは、ロール・プレイングを通して、心理状態を擬似的に理解すること、後者に対しては、応用行動分析学に基づき、高齢者を取り巻く環境との関係を理解することである。
開催概要
2015年3月17日(火)と18日(水)に、東京都杉並区の認知症介護研究・研修東京センターにて開催される。なお、定員は50名で、参加費は10,000円だ。
日本大学商学部、時田学氏と、国際医療福祉大学大学院医療福祉学研究科、小野寺敦志氏を講師に迎え、「職員のBPSDの理解と対応を深める研修技法を学ぶ」と題し、講演を行う予定。
(画像はホームページより)
日本認知症ケア学会 講座・大会情報
http://184.73.219.23/d_care/tokubetsu/2014/tokubetu.htm日本認知症ケア学会
http://184.73.219.23/d_care/index.htm