平成25年度特定侵害訴訟代理業務試験の結果
特許庁は、2013年12月20日(金)、平成25年度特定侵害訴訟代理業務試験の結果を発表した。
受験率は93.6%、合格率は43.9%
今年度の本試験の結果は、志願者数が前年と同数の297人、受験者数が前年より3.2%増の278人となり、受験率は93.6%であった。そのうち、合格者は前年より10.3%増の122人、合格率は43.9%となった。
本試験の志願者数は平成16年度(志願者数985人、合格者数613人)をピークに減少傾向にある。
なお、合格者の受験番号及び氏名は、2014年1月24日(金)、官報に掲載予定とのこと。
特定侵害訴訟代理業務試験について
本試験は、特許・実用新案・意匠・商標などに関する権利の侵害、または特定不正競争による営業上の利益の侵害に係る訴訟である「特定侵害訴訟」についての知識や実務能力を判定するために実施される。
日本弁理士会が行う特定侵害訴訟に関する訴訟代理人となるのに必要な学識及び実務能力に関する研修を修了した弁理士を対象としており、民法、民事訴訟法その他特定侵害訴訟に関する法令及び実務に関する事項についての専門知識が問われる。
本試験に合格すると、弁護士と共同受任かつ弁護士が同一の依頼者から受任している事件に限り、その事件の訴訟代理人となることができる。

平成25年度特定侵害訴訟代理業務試験の結果について
http://www.jpo.go.jp/cgi/link.cgi?url=/torikumi/benrishi/