電子レセプト作成をするスキル
株式会社ユーキャンは、1月6日より「レセコン講座」の一般販売を開始した、と発表した。
「レセコン講座」とは、コンピュータを使ってレセプト(診療報酬請求)作成業務を行うスキルを習得するための講座。
現在では紙を用いた診療報酬請求はあまり行われなくなり、2013年9月の調査によると、診療報酬請求全体の96%はコンピュータを用いた電子的なレセプト請求となっている。
さらに、厚生労働省によって、2015年4月に電子レセプト請求が義務化されることもあり、医療機関でレセプトコンピュータを使える人材の需要が高まっている。
今までこの「レセコン講座」は、ユーキャンの「医療事務講座」を受講した上で、一定の条件をクリアした人だけが申し込むことができたが、この度それ以外の人も申し込みできるようになった。
3か月でレセコンスキルが習得できる
この講座では、学習用のレセコンソフトを活用し、約3か月という短期間で、レセプトコンピュータの操作を学ぶことができる。
用いられるソフトは多くのカルテ例を収め、現場で実際に想定される操作を疑似体験できるようにプログラムされている。
同講座の修了課題において合格点に達した受講生には、無料で修了証が出されるため、就職、転職の際のアピールに用いることができる。
この講座を受講するための条件は、カルテの内容を読み取って、レセプトが作成できるなどの医療事務の知識があることや、ある程度のパソコンスキルがあること、などとなっている。

株式会社ユーキャン ニュースリリース
http://www.u-can.co.jp/company/news/ユーキャン 「レセコン講座」
http://www.u-can.co.jp/course/data/