建物移転工法についての事例研究が中心
全国建設研修センターは、2月に東京で3日間の用地専門研修を開催する。
近年、用地取得業務を適正に進めるためには、高度な知識が必要とされている。今回の研修は、実際の事例や資料を用いた事例研究を通じて、専門的知識の習得を目的として行われる。
研修の概要
2月12日(水)~2月14日(金)の全3日間の日程で行われる。全寮制だが、通学を希望する場合には、相談できるとしている。研修場所は、東京の一般財団法人全国建設研修センターの研修会館となっている。募集人数は40名。
国、地方公共団体、機構、旧公団等及び民間企業等で、用地取得業務に携わっている人が、研修の対象者となる。申し込み締め切りは2月5日(水)となっている。
1日目及び2日目に行われるグループ討議では、建物の移転工法についての疑問や問題点をグループ内で検討する。最終日のゼミナールでその結果を発表し、講師から講評をもらう。そのため、受講者には事前準備も必要とされている。
この研修は、公共用地の担当者にとって、仕事に深く関係する知識習得の場である。そして、全国の用地業務担当者との情報交換が出来る、貴重な機会にもなりそうだ。

全国建設研修センター
http://www.jctc.jp/用地研修(案内)
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