社会のグローバル化に従って
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は株式会社NTTデータとの共催で、「要求の品質向上に向けた実践的アプローチ」と銘打った要求シンポジウムを2014年3月3日(月)に開催する。
今日の社会において、情報システムは必要不可欠なものになっていることは周知の事実であり、その依存度合いも益々高まるばかりである。さらに、グローバル化やオープン化といった流れに従ってシステムがより複雑化する中、開発作業効率の向上や費用抑制が強く求められるようになってきている。
要求工学の課題に迫る
このような考えから、システム開発を行う際は、上流工程の段階から品質向上を常に意識し、システム化要件との整合性を効率よく判断する必要に迫られている。また、システムは環境の変化に素早く適応しなければならない。
当シンポジウムでは、ユーザーとベンダー、さらに中立的な立場である研究者や業界団体の3方向からの視点で要求工学の課題に迫る。システム課要求に関する様々なテーマを取り上げ、事例を紹介しながら議論を行って、実践的なアプローチを提言する。
参加費は無料
要求工学に興味を持つ企業関係者、研究者等を募集対象とし、定員は200名となっている。2014年3月2日(日)の17時まで参加申し込みを受け付けているので、興味のある方は是非検討を。

独立行政法人情報処理推進機構(IPA) セミナー情報
http://sec.ipa.go.jp/seminar/20140303.html