NPO法人日本動産鑑定認定の養成認定講座・認定試験
本認定制度は、中小企業の実態を把握し、中小企業が求めるニーズに的確に応える能力を有する動産評価の『目利き力』を高めることを目的としている認定制度である。
(画像はホームページより)
本講座は、集合動産を実際に手に取り評価する実践演習を織り込むなど、在庫・設備等動産の価値を見極め、企業経営全般を熟知することで不動産担保依存型融資から脱することのできる力を備えた、真の貸出業務のできる融資担当者を育成するための実務的な内容となっている。
そして、講師も動産の評価・管理・処分の各実務に精通した専門家(日本動産鑑定 認定講師)が務めており、他に、弁護士による『譲渡担保権実行の法的実務』、司法書士による『動産譲渡登記制度の実務』、さらに今年より積極的に開始される『売掛債権・電子記録債権の評価・処分実務』等、金融実務を取り扱う上での幅広い講義となっている。
本講座終了日翌日には、本認定の修了者を対象として『動産評価アドバイザー認定試験』を実施し、その合格者にはNPO法人日本動産鑑定より『動産評価アドバイザー』の称号が授与される予定だ。
また、金融庁より昨年2月5日に「ABL(動産・売掛金担保融資)の積極的活用について」において、『動産・売掛金担保融資』の活用が具体化され、さらに経営者保証に関するガイドラインが12月公表されたことにより、経営者保証に依存しない融資を一層促進する上でABL活用が期待されています。
講座・試験の開催日程
講座の開講日程としては、2014年5月19日(月)~23日(金)9:30から講義を開始、終了時間はカリキュラムによって違ってくる。動産評価アドバイザー認定試験日程は2014年の5月24日(土)実施予定だ。
受講料はテキスト代、昼食を含む、消費税込みで194,400円、日本動産鑑定会員の方は特別価格162,000円となっている。また、受験料に関しては消費税込みで12,960円である。定員は50名となっているが、多い場合は先着順で締切るので興味がある場合は早めに申し込もう。

一般社団法人 金融財政事情研究会
http://www.kinzai.or.jp/