一夜漬け通用せず。100%実技試験
ロボットの制作に関するメカニカルスキル、エレクトロニクススキル、人工知能プログラミングスキルなどの知識・技能を評価・判定するのが
「ロボット技術検定」だ。このロボット技術検定の特徴は、実際にロボットを組み立て、プログラムを完成する「100%実技試験」にある。
例えば、
・作製したロボットを壁を検知するまで前進し、検知後、回転しよけるプログラムを作製せよ。
・取り付けたアーム機構を使用して、20cm先の円筒をつかむプログラムを作製せよ。
などが同検定のHPに問題例として掲載されている。
同検定は100%実技試験にこだわる理由のひとつを、
「知識は一夜漬けができますが、技量には訓練と経験が必要です。」
と説明する。
小中学生対象「ロボット技術検定ForSchool」も
検定は1〜4級まであり、1級は企業などで即戦力として活躍できるレベルだという。
次回のロボット技術検定は6月9日に開催される(申し込みは4月1日から)。会場は東京と神奈川。受験に際しては必要な工具を各自で用意し、持ち込まなければならない。詳細は同検定HPに掲載されているので、ご参照を(下部にリンク)。
また、ロボット技術検定の受験資格は高校生以上となっているが、小中学生を対象とした
「ロボット技術検定ForSchool」もある。昨年は9月30日に第1回検定が開催され、小中学生144名が参加したという。
こちらも、
限られた時間内にロボット制作をし、課題のミッションをクリアすること
が求められる。今年は5月12日に開催予定だという。

ロボット技術検定
http://robogiken.jp/Home.aspx第1回ロボット技術検定ForSchool
http://robogiken.jp/ロボット技術検定ForSchool