介護業務において重要な研修
10月 1日から株式会社ニチイ学館は、「介護福祉士実務者研修」の受講受け付けを開始した。
この「介護福祉士実務者研修」とは、介護職の資格要件見直しによって、介護職員基礎研修とホームヘルパー1級がこの研修に移行されたもの。
また、平成28年1月より、介護福祉士国家試験には、受験資格として「介護福祉士実務者研修」の修了が義務付けられることもあり、この研修は介護関連の業務には必須と言える。
ニチイ学館では、この「介護福祉士実務者研修」をまず、京都、神戸、広島、新潟、金沢で開始し、順次全国展開していく予定。
半年の通信教育による講座
このニチイ学館による「介護福祉士実務者研修」では、1クラスあたり15名定員の少人数制で、ベテラン講師による細部に至るまでケアされた講義を受けることができる。
用いられるテキストは、国の指針に完全準拠したテキストを採用しており、取り入れられている事例解説では、介護現場での実例をもとにした具体的な解説を見られる。これらは図表や写真が多用されていて、理解しやすいものとなっている。
さらに、この制度ではカリキュラムに、痰吸引や経管栄養などの医療的ケアが追加されているが、DVD教材を用い、その分野でも予習・復習がしやすいように講座が用意されている。
この講座は、8日間のスクーリングを含む6か月間の通信教育となっており、平成26年2月1日より開講する。

株式会社ニチイ学館 ニュースリリース(PDF版)
http://www.nichiigakkan.co.jp/up_files/pdf/