23回目となるスクールの開催
金融財政事情研究会では、企業支援・事業再生の業務に携わる人を対象として、事業再生のスペシャリストを養成する。
事業再生の第一線で活躍する専門家を招き、事業再生可否の見極めや、再生手法の選択、再生に伴う会計・税務などについて、実践的な講義・演習を展開する。特に演習では、具体的な再生事例を取り上げ、その企業をどう再生していくか、検討する。
5日間にわたるカリキュラム
初日は、事業再生の現状と金融機関の役割について、出口戦略のフレームワークや事例を学ぶ。なお初日のみ、講義の終了後に、情報交換会も実施される。
2日目は、事業再生手法の選択について、とりわけ法務・法的処理という観点から、具体的な実例にもとづいて検討する。講師は専門の弁護士が務める。
3日目は事業再生の税務特に、不良債権やM&Aに伴う税務について、専門の税理士から学ぶ。
4日目は、中小企業再生支援協議会の活用について、事例を通じて学ぶ。
5日目は最終まとめとして、トータルな視点で企業の再生をプランニングする手法について学ぶ。グループディスカッションのうえ、プレゼンテーションで発表。その後、事例についての解説を受ける。
また、随時、グループ討議の時間も設けられるため、講師・受講者同士でディスカッションをしながら進められる。
テキストは事前送付
定員は50名で、先着順の受け付け。また、テキストは、同会の通信講座で使用されているものが使われる。事前に参加者に送付され、あらかじめ熟読してすることが求められている。申込方法などの詳細は、同会のホームページを参照してほしい。

金融財政事情研究会 事業再生スクールのお知らせ
http://www.kinzai.or.jp/seminar/