従業員のキャリア形成に積極的な企業を奨励
中央職業能力開発協会が、人材育成交流プラザを東京で開催する。
高齢化社会に伴う職業人生の長期化や、経済生活のグローバル化など、企業を取り巻く環境が大きく変化している今、企業が存続・発展を続けるためには、企業活動を支える人材の育成が不可欠となっている。とりわけ経済環境が厳しいからこそ、将来を見据えたキャリア教育を実施し、自律した個人を育てることによって、競争を勝ち抜く強い組織が作られる。
こうした考えに基づいて、昨年、中央職業能力開発協会では、従業員のキャリア形成を支援し、個々の能力が最大限に発揮できる仕組み作りに積極的な企業に対し、「中央職業能力開発協会会長奨励」を実施。今回の人材育成交流プラザでは、その奨励企業から3社の講演がある。
人事・人材育成の担当者が講演
1回目の講演を担当するのはキッコーマン株式会社。同社の若手社員育成について、CDP(Career Development Program)制度を中心に紹介される。
2社目は株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ。「IT業界における個人のトータルキャリア形成支援と組織の活性化~「マネー」「健康」「キャリア」の3本柱とキャリア相談の活用~」がテーマ。
3社目は水ing株式会社。「事業再編からの人財育成の仕組み作りとグローバルへの挑戦」と題した講演だ。
いずれの講演も各社の人事・人材育成の担当者が講師を務める。
参加には事前の申込が必要。申込方法などの詳細は同協会のホームページを確認してほしい。

中央職業能力開発協会 人材育成交流プラザ
http://www.javada.or.jp/jigyou/jinzai/