今年度2回目の講習会
日本介護福祉士会は、介護技術講習の講師を養成する講習会を開催する。介護福祉法の施行規則に定められた講習会で、今年度は2回目の開催となる。今回は愛知県名古屋市で実施される。
介護の全体像を学ぶ2日間
プログラムは全2日間。
初日は、介護過程の展開として、介護における目的やICF、廃用症候群について、また、リハビリテーションの内容や実施方法について学ぶ。事例に基づいて学ぶ時間も予定されている。
また、コミュニケーション技術についての講義の後に、移動や排泄にかかる介護について学ぶ。移動の介護については、社会生活維持の拡大のため、また、安楽と安寧のため、その技法についてそれぞれ学ぶ。
なお、初日のプログラム終了後は、国立長寿医療研究センターの遠藤英俊氏を招いて、2時間程度のワークショップも予定されている。
2日目は衣服の着脱や食事、入浴の介護について学ぶ。特に入浴の介護については、身体の清潔に関する内容も合わせて学ぶ。最後に総合評価の方法についても講義がある。いずれも講師を務めるのは介護福祉士会の役員や大学教授。
定員は50名。介護福祉士会の各都道府県支部を通じて申し込む。また、受講資格については、厚生労働省の基準に該当する必要がある。詳細は同会のホームページから確認してほしい。

日本介護福祉士会 研修のお知らせ
http://www.jaccw.or.jp/pdf/kenshu/H25/H25th_syunin_yoko_aichi.pdf