ソーシャルワーカーの活動を支援する義援金
日本社会福祉士会や、日本精神保健福祉士協会などで構成する社会福祉専門職団体協議会(社専協)では、フィリピンの台風被災地への義援金を募集する。
もともと2011年に日本で開催されたアジア太平洋ソーシャルワーク会議において「災害時におけるソーシャルワーカーの役割」をテーマとしたシンポジウムの開催がきっかけ。国際ソーシャルワーカー連盟の支援を受けて、アジア太平洋地域のソーシャルワーカーの連携強化を目指した「災害対策プロジェクト」に取り組んでいる。今年6月にはワークショップも開催されている。
社専協では、同じく国際ソーシャルワーカー連盟に加盟する、フィリピンソーシャルワーカー協会に義援金を送る。多くの団体で、フィリピンへの救援金や義援金を募集しているが、社専協では、フィリピンソーシャルワーカー協会が被害地域のソーシャルワーカーによる支援活動の拠点となることをねらいとしている。
義援金は指定口座に直接振り込み
フィリピン中部を直撃した台風30号は、レイテ島を中心に多くの地域が猛烈な暴風雨にさらされ、各地で洪水や土砂崩れなどによる甚大な被害が発生している。フィリピン警察によると、支社は1万人にのぼると推測されており、今後さらに被害の規模が拡大することが危惧されている。
義援金は指定の口座に直接振り込むこととなっている。詳細については、日本社会福祉士会のホームページを確認してほしい。

日本社会福祉士会ホームページ
https://www.jacsw.or.jp/15_TopLinks/SaigaiTaisaku/