訪問介護からは、初のレベル認定者が誕生
シルバーサービス振興会は、3月13日に、実施している「介護プロフェッショナルキャリア段位制度」で、新たに7名のレベル認定者が誕生したと発表した。
訪問介護から誕生した初のレベル認定者2名を含め、今回計7名の新たなレベル認定者が出たことになる。
(画像はホームページより)
新たな認定者をサービス種類別に分けると、訪問介護2名、特養4名、通所介護1名。都道府県別では、新潟県1名、秋田県1名、岩手県4名、静岡県1名となっている。全国でレベル認定に取り組まれているが、これまでの認定者を見ると、西日本には、認定者がゼロの状態だ。
評価の方法について
内閣府で創設された、介護キャリア段位制度。職業能力を、共通の基準によって、評価するという仕組みだ。レベルは1から4までに分かれる。
知識の評価方法については、介護福祉士養成課程及び、介護初任者研修等の講義を修了することで、評価するとしている。
実践的スキルの評価方法は、外部と内部による評価で、構成される。内部評価では、介護サービスを提供している事業所で、レベル認定を受ける人の、日頃の仕事ぶりや、業務記録などから、「アセッサー」と呼ばれる評価者が、評価する。
外部評価の方法は、事業所で行われる内部評価を、第三者機関が、適切に行われているかどうかを、評価するというもの。これで、「アセッサー」の評価が、妥当かどうかを判断する。
レベル認定の年が明記されるだけで、認定には、有効期限はない。レベル認定には、手数料が必要。東日本大震災の被災地では、当面の間、半額程度の手数料としている。

介護プロフェッショナルキャリア段位制度
https://careprofessional.org/careproweb/jsp/