「水」は世界の問題です
3月22日は「世界水の日」でした。
今年は環境問題に関心が集まっていることもあってか、大小様々な組織で「水」に関わる問題提起がなされた印象があります。
今回ご紹介する「
日本水フォーラム」は2004年に設立されたNPO法人。JWFファンドを組成、草の根で活動を行う現地組織を支援することによって、大規模な支援からは外れてしまう小さな集落・地域の水環境、衛生環境を支援しています(現在までに19カ国68件のプロジェクトを支援)。
こういった支援、ビジネスに携わる多くの人が必ず触れる、水問題の現実…安全な飲料水を利用できない人々9億人(世界人口の13%)、適切な衛生施設を利用できない人々25億人(同38%)。
ビジネスの側面としては、2025年の上下水道を含む水ビジネス市場規模は100兆が見込まれるということで、政府による「新成長戦略」にも官民挙げての支援が盛り込まれたということです。
こうした内外事情を受け、日本水フォーラムではこの夏をメドに「
水検定」を実施する旨を、公表しました。
検定はWeb受検を想定し、国内外の水を取り巻く現状を知ることができるものを開発中だということです。
特筆すべきポイントとしては、受験料をこうした世界の水問題解決に役立つ資金として充てることを検討中であるということで、水を通して「学ぶ」=「貢献する」を結びつける検定になるようです。
検定はもう少し先になりそうですが、忘れずにチェックしてみて下さいね。
(編集部 検定小町)