岡村隆史。修繕費『350万円』は妥当か?
5月26日放送のラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、ナインティナインの岡村隆史氏(40歳)は転居したマンションの修繕費『350万円』を請求されたと語った。はたして、これは適性なのだろうか。
近年、賃貸マンションや賃貸住宅でのトラブルが後を絶たない。部屋探しの段階で、曖昧な返事をしたための契約トラブル。入居中の騒音や隣人、ペットに関するトラブル。退去時に敷金が戻らない。原状回復の名目で身に覚えのない高額請求をされるなど、その数は多い。賃貸住宅入居の際は、未然にトラブルを避けたものだ。
相談しよう。賃貸住宅管理士とは?
賃貸住宅管理士とは、賃貸住宅の所有者や入居者の依頼や相談に応じる、貸賃住宅管理の専門家認定資格(財団法人日本賃貸住宅管理協会が実施)。取得するには、1次研修(2日間)、2次研修(1日)を受講し、各修了試験に合格し、登録手続き完了後「賃貸住宅管理士」資格者として認定される。
職務として、入居者には、安全や快適で便利な住生活を実現するため、またトラブルの未然防止と解決のためにアドバイスをする。(賃貸借契約、物件の探索・調査、近隣、更新、原状回復 などの相談)
所有者へは賃貸住宅の安定的で効率的な資産運用のためのコンサルティングサービスを提案する。(賃貸住宅建設の企画提案、入居者募集、契約管理、入居者管理、建物・設備 維持保全、長期的資産保全、資産管理、相続税、原状回復と敷金精算など)
賃貸住宅トラブルにあったら
(財)日本賃貸住宅管理協会では、書面による相談(フォーム・FAX・郵便)を受け付けている。また、最寄の不動産協会や消費者センターでも相談できる。泣き寝入りしないよう注意したい。
財団法人日本賃貸住宅管理協会 公式ホームページナインティナインのオールナイトニッポン
http://www.allnightnippon.com/nainai/