元プロ野球選手の学生野球指導資格の研修制度を新たに設立
16日、「
学生野球資格に関する協議会」が、学生の指導者になるための条件緩和をプロと学生側とで議論し、プロ側は指導者資格を得るための研修制度を新設することを提案。
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学生野球資格に関する協議会は、研修制度について今後、制度の具体的な中身を詰めていき6月25日の協議会で再度話し合う予定だ。
現在の制度
現在は元プロ野球選手が学生の指導者になるには原則、教員免許を取得し、教員を2年以上勤めることが条件。
日本プロ野球選手会は教員資格に代わるものには何が必要か考え、研修制度をしっかりと作っていくという。
また、
日本学生野球協会は、具体的な提案があれば考える余地はあり、学生野球の現場ではプロからの技術を学びたいとの意見も上がっているとし、最終的には来年2月の評議会まで、何度か話し合いをすることになるだろうという。
現、野球監督やコーチにとっては死活問題
しかし、現在高校野球の指導に当たっている監督、コーチにすれば職場を奪われる恐れもあるため、プロOBの高校野球指導の条件緩和問題は注目されているようだ。

スポニチ
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/04/16/kiji/K20120416003059520.html