アルプス中央信用金庫の全職員が「認知症サポーター資格」を取得
本店を長野県・伊那市に置く
アルプス中央信用金庫の全職員、約300名が
認知症サポーター資格を取得したと7月13日、長野日報が報じた。
認知症サポーター資格を取得したのは理事長からパートタイムを含む
全職員約300名、今年の6月から7月にかけて開催された養成講座を受講し、全員が取得したという。
資格取得の理由
これからの
日本の高齢化に伴い増加していく認知症の顧客から発生するトラブルや問題に対し、適切な
窓口対応と、地域の見守り役としても
社会貢献できるようにと計画したという。
保健師が講師となる
養成講座では、
箕輪町の保健師が講師を務め、認知症の現況や原因と症状、加齢による物忘れとの違いや正しい接し方など基礎的な知識を習得した。
銀行での認知症のトラブル
1、通帳や印鑑の場所を忘れ支払いが出来ない。
2、通帳や印鑑の場所、暗証番号も忘れ、家族が入院・施設に入る費用などを負担するが、額が大きすぎ払いきれない。
3、年金を引き出した後も何度も引き出しに来る。
4、ATMが使えなくなる。
5、通帳の残額が違うと訴える。
など、これからは考えも付かないトラブルが起きる可能性もあると考えられる。

アルプス中央信用金庫
http://www.alupuschuo-shinkin.jp/長野日報
http://www.nagano-np.co.jp