ドル箱、羽田発着枠をめぐり全日本空輸と日本航空がバトル!
来年3月に増便される羽田空港の国内線の新発着枠をめぐり、全日本空輸が日本航空に対し「
配分を受ける資格がない」と噛みついたとSankeiBizが報じている。
8月22日、羽田の国内線発着枠配分を議論する国交省の有識者会議で
全日空の清水信三上席執行役員が日本航空に対し
「破綻事業者は、発着枠の配分を受ける資格がない」
と発言、航空関係者に衝撃を与えたという。
年間20億~30億円の収入もたらす羽田発着枠
来年3月より羽田の国内線発着枠は25枠増え、1枠当たり年間20億~30億円の収入をもたらすとされ、枠の権利を得れば継続利用出来、収益面で大きく差が出るという。新興航空会社、エア・ドゥの斎藤貞夫社長も
「市場リーダーが公的支援を受けつつ、さらに増便すれば競争環境はゆがめられる」
と発言したという。
次回の有識者会議は?
国交省は全日空や新興航空各社の主張を踏まえ、10月1日予定の有識者会議では日航の割り当てや扱いを、どうしていくか議論が及ぶ可能性が出たという。

全日本空輸
http://www.ana.co.jp/日本航空
http://www.jal.co.jp/?Se=1SankeiBiz
http://www.sankeibiz.jp