人材育成がテーマ
日本建築士会連合会は、「建築施工系技術者を育成するための手法とツールー中小ゼネコンが抱える問題点と解決へのヒントー」と題したシンポジウムを開催する。
建築施工の分野では、人材や技術、コストや工期、さらには社会保障に至るまで、様々な課題がある。中でも人材については、高齢化や技術力の低下に始まり、人材それ自体の確保や育成に関することなど、様々な大きな課題がある。とりわけ中小規模、あるいは地方における組織では、大都市圏の大手組織ほど、人材育成の環境が整備されていないのが現実だ。
こうした現状を踏まえ、人材育成を再考する観点から、日本建築士会連合会では、実際に企業で行われている事例や手法を収集し、効果的な人材育成のために必要で効果的なことについて、検討を進めてきた。今回のシンポジウムでは、その内容が報告される。
横断的で豊富な内容
当日は6名の講師から講演がある。課題解決のヒントとなりうる事例の紹介にとどまらず、育成教材(デジタル、アナログ)に関わる活用事例や、職場での学習の方法論、さらには講習会等のガイドラインについても議論される。
定員は150名で、申し込み先着順による受付。詳細については、同会のホームページを確認してほしい。

日本建築士会連合会 プレスリリース
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