初級授業の設計についての研修
公益社団法人日本語教育学会は、東京で3月に初級授業の設計についての研修を行う。
自分の授業を見直し、よりよい授業設計と実践ができるようになることを目指す。
研修について
今回の研修は、東京大学駒場Ⅰキャンパスで、2014年3月8日(土)10:00~16:00に行われる。申し込み締め切りは2月17日(月)だ。
研修は、自分の日本語の初級授業をもっとよくしたい、見直したいと考えている人が対象となっている。
持参物は、実際に行った初級授業の教案。成功したと思われる教案と失敗したと思われるもの、それぞれ1回分ずつだ。研修会のために書き直す必要はない。作成、使用した時のままの実物を持ってきてほしい、としている。
研修の内容
「授業設計とは?」と題してのグループ活動とミニ講義が行われる。講師は、お茶の水女子大学グローバル人材育成推進センターの奥村 三菜子氏だ。
次に、自分自身の教案を振り返る個人作業とグループ活動が続く。「理由に裏付けられた授業の設計」としてグループ活動。そして全体活動として、作成した初級教案の共有も行う予定だ。
研修の目標
自分がデザインする授業が、何に裏付けられているのかを振り返ること。そして、自分の授業を客観的に説明することを通して、自分以外の教師と共有すること。教案作成時には、「なぜ、どうして?」を自問自答する習慣化を図ること。
授業を客観的に捉える意義を理解して、よりよい授業実践へと繋げていくことを目指す。

公益社団法人日本語教育学会
http://www.nkg.or.jp/index.html日本語教師研修の案内
http://www.nkg.or.jp