「入院医療」から「在宅医療」へ。今後の医療を見通した認定試験
1947年から1949年に生まれた「団塊の世代」といわれる人たち全てが2025年に後期高齢者となる。これにより、国の医療・介護に係る費用が増加することが懸念されている。
(画像はホームページより)
そこで、厚生労働省は在宅医療推進をはかり「入院医療」から「在宅医療」へ大きくシフトし、「在宅医療」は医療提供の重要な柱の一つとしている。
そうなると「在宅医療」は医療保険と介護保険の両制度が複雑に絡み合い、その算定は在宅診療を理解し正確な請求事務が必要となる。
そのため、医療・介護保険制度と在宅診療報酬算定スキルをはかる在宅診療報酬技能認定試験をおこなうこととなったようだ。
認定試験の詳細に関して
試験内容としては学科試験(選択式)のみ。受験料は税込み2,100円となっている。
出題範囲としては、医療保険制度や介護保険制度などについての法規の知識について、保険請求事務についての知識が問われる。
また試験の日程としては2014年3月23日(日)、2014年5月25日(日)におこなわれる。いずれも自宅でおこなう試験となっているので、問題の到着は前日に送られてくることになっている。
そして、受験申込期間としては試験がおこなわれる前の月の末日(必着)まで。試験の詳細については、ホームページにて確認してほしい。
また、試験の結果に関しては、試験日から1ヶ月以内に文章で通知がくるようだ。

株式会社技能認定振興協会
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