より実践的な手順が習得できるスクール
一般社団法人金融財政事情研究会が『第33回金融内部監査人養成スクール』を開催。
(画像はホームページより)
このスクールは今回で33回目を迎える。最新の内部監査のポイントである「内部統制の構築のあり方」「リスクコントロール」「コンプライアンス態勢維持の枠組み」「内部監査の実施手順」「システム監査」などについて学べるスクールとなっているようだ。
また、スクール終了翌日には、本スクールの修了者を対象として「金融内部監査人認定試験」を実施し、その合格者には協会より「金融内部監査人」資格を授与される。
内部監査業務に携わろうとする方、一層の知識の涵養を求める方に、スクールへの参加をおすすめする。
金融内部監査人養成スクールの概要と特色
スクールは3月3日(月)~3月7日(金)の5日間。会場は東京都新宿区にある「きんざいセミナーハウス」で行われる予定だ。定員は50人まで。受講料は157,500円となっている。申し込み方法やカリキュラムの詳細などはホームページにて確認して欲しい。
また今回のスクールには3つの特色がある。まず1つめは、「内部監査専担者の育成」だ。「金融検査マニュアル」にのっとり、金融機関の内部監査態勢の確立・強化のために必要とされるスペシャリストを養成することとなっている。
2つめは、「実務的なプログラム」である。内部監査の実務に即し、演習・ケーススタディを盛り込んだ実践的なカリキュラムにより、具体的な監査技術・手続などの内部監査ノウハウを習得できる。講義テキストのほか、事前教材として当会通信講座「金融内部監査人養成講座」テキストを使用する。
そして3つめは、「充実した講師陣」をとりそろえた。監査法人、公認会計士、コンサルタント、銀行実務家を招き、より実務的な講義を実施するようだ。
また、3月8日(土)には、「金融内部監査人養成スクール」修了者または当会通信講座「金融内部監査人養成講座」修了者に向けて、金融内部監査人認定試験の基本編と応用編の試験が実施される。受験料は1万円だ。こちらも合わせて確認しておこう。

一般社団法人 金融財政事情研究会
http://www.kinzai.or.jp/