全国初のレベル4認定者
一般社団法人シルバーサービス振興会は、介護キャリア段位制度に基づき、今回新たに5名の認定者が誕生したことを発表した。岩手県から3名、福島県から1名、福井県から1名の認定者が誕生し、そのうち2名はレベル4の認定者である。これは全国初のこととなる。また平成25年度の評価者講習修了者からも、初めての認定者が誕生している。
キャリア段位制度とは
キャリア段位制度とは、これまでの資格制度に不足していた「実際に現場で活用できる」ということに重点をおき、実用的知識と実践的スキルの習得を目的として、成長分野における客観的に職業能力を評価するために設けられた制度である。これにより、起業ごとあるいは事務所ごとにバラバラとはならない、共通の基準による人材育成を目指している。「介護プロフェッショナル」においては、既存の国家資格制度や研修制度との関係を考慮し、実践的スキルにより重きをおいた評価をおこなっている。
今後の動向
全国約3400名の評価者(アセッサー)が、介護施設や施設において評価をすすめており、全国47都道府県で2344名がレベル認定に向けて取り組んでいるところだ(平成26年1月26日現在)。

シルバーサービス振興会 ニュースリリース:
https://careprofessional.org/file/press0129.pdf内閣府
http://www5.cao.go.jp/keizai1/jissen-cu/jissen-cu.html