森口尚史氏は看護師資格は持つが医師資格は無し!
iPS細胞を使い、米国で移植治療をしたとする
森口尚史氏(48)は日本の
医師国家資格を取得していないと読売新聞が報じている。しかし、森口氏はiPS細胞から心筋の細胞を作り、自身が医療行為を行い、患者の心臓に移植したかのような説明をしていたという。
記事と写真は関係ありません。
森口氏の持つ資格は?
森口氏は
東京医科歯科大大学院修了。1993年に
看護師資格を取得。また、自身は
ハーバード大学の客員講師だと名乗っているが、ハーバード大学メディカルスクール・マサチューセッツ総合病院では胃腸科の研究員を1ヶ月余り務めていただけだったという。
森口氏のメールの肩書きにも嘘が
読売新聞記者に今年の7月に、癌患者への体外受精法を開発したと伝えてきた際のメールには「
東京大学医学部iPS細胞バンク研究室室長」と記している。しかし東京大学には組織自体が存在しないことが判明したという。
論文にも疑いが?
2010年、読売新聞が報じた『森口氏と東京医科歯科大のグループが、iPS細胞を使いC型肝炎に有効な治療法を発見』したとした
米国肝臓病学会誌で発表した論文も、12日に
東京医科歯科大はこのような実験や研究が行われてないとコメントした。
大きな問題になっている森口氏が関係する共著も含む論文や研究を、東大病院や東京医科歯科大は
再検証に乗り出したという。

読売新聞
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