毎回1万人超受験の大人気、数学検定
今年7月に実施された「
数学検定」の個人受験の集計をSankeiBizが報じている。今回は
最高齢89歳から最年少3歳までの幅広い年代層の受験者があった。
写真と記事とは関係ありません。
数学検定とは?
財団法人日本数学検定協会が実施する数学の実用的な技能を測る検定。
「3級とったら履歴書に書き込もう!」がキャッチフレーズ。
大学受験程度の1級から就学前児童向けの12級までがあり、準1級と準2級を合わせ
14階級がある。2級以上を取得すると文部科学省の「
高等学校卒業程度認定試験」の「数学」科目が試験免除される。また、大学入学試験での優遇措置や高等学校等の単位認定等に組み入れる学校が増加しているという。
増加する受験者
1992年の第1回の受験者は5,500人だったが2012年までの累計受験者数は300万人を突破、数学検定を実施する機関は13,000団体を超えている。
また、インドネシア、フィリピン、カンボジアなどでも実施されるなど海外でも高い評価を得ているという。
今回の合格者は?
今回の受験者の中での
最年長は89歳で過去最高齢を記録、
最年少は3歳で12級に合格。大学受験並みの
1級合格者で最年少は15歳。最年長合格者は3級と7級の
73歳で生涯学習の進展が窺えるという。

数学検定
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