来年に向け参加者募集、高齢者向け体力検定
40歳位から筋肉が急速に減少し代謝が落ちると言われている。高齢になると筋力低下でつまずきやすくなり骨折も大幅に増加。高齢者が自身の体力を過信せず、正しい体力年齢を知ることでケガを防ぎ健康増進にもつながるという。そんな中、来年1~3月に全国一斉に高齢者向け体力測定の実施に向け参加者を募っていると「アットエス」が報じている。
記事と写真とは関係ありません。
体力検定とは?
健康教育学が専門の静岡大学教授(
中野美恵子氏、横山義昭氏)が運動用具メーカー
羽立工業と共同で「
自立体力テスト」を3年前に開発。日常生活動作の視点から体力を測定するという。
歩行、手作業、身体調整、姿勢変換の4種類の決められた動作の速さや正確さを測定し、受験者のアンケート調査と共に分析し身体機能レベルを体力年齢として判定するという。
広がる検定
簡単な動作を手掛かりに、客観的に実際の体力年齢を確認できる為、静岡県内外でも検定を導入する機関が増え、受検者数は累計3千人を超えたという。
来年実施予定の全国一斉検定での目標受験者は1500名で、成績上位者100名を表彰する。また、中野教授は
「健康寿命を延ばし、何歳になっても自分のことが自分でできる高齢者を増やすには、まず自分の身体機能の状態を知る仕組みの普及が必要」
と話している。(アットエスより)
体力検定の詳細は下記の外部リンク
自力体力.全国検定まで

自力体力.全国検定
http://www.jiritsutairyoku.jp/camp3/羽立工業株式会社
http://hatachi.jpアットエス
http://www.at-s.com