被災求職者を募集
ヒューマンホールディングス株式会社は、事業子会社で、人材関連事業を営むヒューマンタッチ株式会社が大阪府が実施する「(平成24-25年度)震災被災者JOBフェニックス事業」を受託したと発表した。
「(平成24-25年度)震災被災者JOBフェニックス事業」とは、東日本大震災等の影響による失業者に対して短期の雇用・就業機会を創出・提供し、または短期の雇用機会を提供した上で地域のニーズに応じた人材育成を行い、震災被災者の生活の安定を図り、次の安定雇用(1年以上の契約社員又は正社員)に結びつけることを目的とした事業。
東日本大震災から2年経過した現在も、復興が思い通りに進んでいない現状を受け、被災により失業した約8万人のうち、約4割が再就職できていない状況にある。
県外への避難者数も増加傾向にある中、被災求職者を募集することで就業機会及び短期の雇用機会を提供し、安定した雇用に結びつける。
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OJTの実施も
府では、住宅、医療、福祉、教育、雇用など、被災者に対するさまざまな相談・支援を実施し、新規雇用失業者募集の際には、大阪府の被災者向けの相談・支援窓口や府内市町村の窓口、被災者支援団体等と連携し、支援対象者に対して、当該事業の周知を効果的に行うとしている。
また、必要に応じて大阪府内のみではなく、被災地等へ大阪府の支援情報提供も行うとしており、ハローワーク等の雇用関連支援制度の情報提供も行う。
本事業では新規雇用失業者に対して、適性やスキルに合わせたOJT(職場内訓練、仕事の遂行を通しての訓練・教育)を実施し、スキルを維持・向上し、職歴を生かした就職や、就職を希望する地域のニーズに合わせた職種転換を図り、OJTは原則的に大阪府内の企業へ新規雇用失業者を派遣するとしている。

ヒューマンホールディングス株式会社│ニュースリリース
http://ir.athuman.com/ja/「ヒューマンタッチ株式会社 行政・自治体向けサービスページ」
http://human-touch.jp/pss/pss.html