自立の危機に陥る若年女性たち
独立行政法人労働政策研究・研修機構は「アンダークラス化する若年女性:労働と家庭からの排除」というタイトルで7月13日(土曜)、フォーラムを開催する。
若者の自立を促し支援するためにこれまで様々な議論がなされてきた。しかし、新卒就職から職業的自立ができるように支援するという形はたいてい男性に焦点が当てられてきており、若い女性の自立という問題には目が向けられることが多くなかった。そのため、既婚女性の低賃金労働や、性別による役割分担への意識の違いから生じる問題などが指摘されている。
本フォーラムでは、これまで取り上げてこなかったそのような若年女性の自立問題に焦点を当て、若い女性に起こっている自立の危機について報告・議論を深める。
家庭や職場で起きている問題についての議論
本フォーラムでは「女性労働の家族依存モデルの限界」というタイトルの講演などが行われ、女性が労働と家庭での役割を果たしていく上での問題が取り上げられる。また、「若年女性の貧困問題」という講演などでも、「アンダークラス化」、つまり拡大していく格差問題についても焦点が当てられる。
東京国際交流館 国際交流会議場にて(江東区青梅2-2-1 プラザ平成3階)にて13時30分~17時30分(開場13時)開催される。定員は300名で、参加費は無料。申し込みはWEBかFAXで行う。

労働政策研究・研修機構
http://www.jil.go.jp/