出題について説明!
6月27日日本商工会議所は、第134回簿記検定試験問題(1級、2級、3級)の出題の意図をPDFファイルにて公開した。
日本商工会議所では、受験者の復習や学習の手引きとなるようにと、各級の問題に対し、それぞれの意図を説明している。
各級においてのその標準的に学ぶ範囲のうち、何に絞って出題したか、その絞った出題の中で示された問題に関して理解しているかを問うなどについて説明している。
「出題の意図」を読むことでより理解度アップ!
この「出題の意図」は細かく説明されており、計算などのテクニックだけではなく、どういった点を理解していると望ましいか、どういった点を説明できると良いか、など本当に詳しく説明されている。
受験後目を通すことにより、より深い理解や復習に役立つことは間違いないであろう。さらに指導する側にとっても、今後の教育に取り入れることができ、養成・指導に役立てていける文献となっている。
簿記検定は今や、経理担当だけでない社会人の受験が増え、昨年度は60万人を超した。今までの累計合格者数はおよそ785万人と見られ、幅広い層に認知された資格であることが分かる。
受験をしたことがない、または知らなかった、そんな方も、興味を感じたら目を通し「こういう問題が出る」「こういったことを学ぶ」など理解を深めるのも是非良いと思われる。

日本商工会議所 試験に関するお知らせ
http://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/news/post-53.php