東京大学でも採用される世界最大級の英語運用能力試験
公益財団法人日本英語検定協会は、国際文化交流機関ブリティッシュ・カウンシルと共同運営する、英語運用能力試験「IELTS(International English Language Testing System)(アイエルツ)」の1年間の全世界での受験者数が、200万人に達したと発表した。
世界での受験者数は18年間連続で増加しており、2013年5月までの1年間では対前年比で11%伸びるなど、世界最大級の英語運用能力試験となっている。
日本での受験者数も毎年増加しており、京都大学、大阪大学、国際基督教大学を始め、30以上の大学で団体受験という形で採用されている。また、2013年度には、東京大学教養学部でも採用されることになり、新入生が総合的な英語能力測定のためにIELTSを受験する。
IELTSとは
IELTS(アイエルツ)はInternational English Language Testing Systemの略称で、留学や海外移住に必要な英語力を評価する国際的な英語運用能力試験。ネイティブスピーカーとの対面式でスピーキングテストを行い、実際のコミュニケーション状態に近い形式で英語力を測定するなど、総合的な英語スキルの習得を問う試験。
現在、英国、米国を始めとする135の国と地域において、約8,000の教育機関、国際機関、政府機関が、現実に即した英語のコミュニケーション力を測る信頼性のある試験として、IELTSを採用している。

英語検定協会(IELTSページ)
http://www.eiken.or.jp/ielts/