6月実施試験の集計結果
受験や仕事、就職に活用されている簿記検定試験。このたび、日本商工会議所は、6月9日(日)に施行された第134回簿記検定試験(2~4級)の全国合格率を発表した。なお、1級については8月上旬の公開を予定している。
集計によると、2級は、42,703人が受験し合格者5,920人(合格率13.9%)、3級は85,585人が受験し合格者29,025人(合格率33.9%)、4級が651人が受験し336人が合格(合格率51.6%)という結果だった。級に応じて試験科目が増えるためか、級が上がるにつれて合格率が下がる傾向にある。合格基準が正答率70%と決まっていることから、対策を立てて臨むことが重要だろう。
1級試験は狭き門
また、商業簿記、会計学、工業簿記、原価計算の4科目に取り組まなければならない1級試験については、過去のデータによると、毎回合格率10%前後と合格率が低くなっている。
簿記検定試験は年3回(1級は2回)実施されており、次回は11月の実施を予定している。

簿記検定試験の受験者データについて
http://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/news/data.php