金融機関のマネジメント層が対象
金融財政事情研究会では、「人口減少・高齢化社会、新成長戦略への対応」と題して、トップマネジメントセミナーを実施する。プログラムは2日間。主な参加対象者は金融機関などに務める役員だ。
中長期的な成長戦略を議論
日本経済は、アベノミクスの影響で、円安・株高を実現し、デフレ脱却への端緒をつかみつつある。今後展開される「第3の矢」や、成長戦略の具現化に、経済再生への期待がかかっていると言える。しかしながら、安定的に経済成長が実現するか、まだ予断を許さない状況であることも確かで、とりわけ人口減少と高齢化という現実の中で、金融機関にとってどのように成長戦略を描いていくかということは、依然として大きな課題として残されている。
そうした中、本セミナーでは、経営環境の分析や収益力の強化とリスク管理、また、規制緩和の実効性や今後の成長分野・成長エリアについてなど、重要なテーマについて、メガバンクの首脳や経済界の論客などを招いて話を聞く。また、地方銀行のトップや学識経験者、アナリストによるパネルディスカッションも予定されており、白熱した議論を聞くことができそうだ。
スケジュールの詳細や会場、申し込み方法についてなどは、ホームページを参照してほしい。

金融財政事情研究会
http://www.kinzai.or.jp/seminar/