地域の金融機関が対象
アベノミクスによる成長戦略が打ち出され、地域経済にもその影響が波及し始めている。そうした中で、地域を支える金融機関への期待も高まり、人材育成はますます重要な課題となりつつある。
金融財政事情研究会では、毎年「金融機関人材開発シンポジウム」を実施しているが、今回は「人材ポテンシャルを最大に活かし地域を活性化できる行動力ある人づくり」をテーマとして開催する。先進事例の紹介にとどまらず、人材育成策や教育スキルの習得と活用についてなど、幅広いテーマをとりあげる。
多岐にわたる講師
講師も多岐にわたる。地方銀行における人材育成の取り組みや女性職員の活用、若手職員の育成、また、人材育成を専門としている会社からも講師を招く。他に、日本銀行の担当者からは、中小企業金融に役割について、被災地の金融機関からは復興支援と営業の取り組みについて、また、銀行と地域の企業との連携、M&Aを活用した取り引きの推進についての講演も予定されている。日程も2日間で、非常に充実した内容といえそうだ。
参加対象者は金融機関の人事・研修・企画の担当者。参加には事前の申し込みが必要。申し込み方法やプログラムなどの詳細はホームページを確認してほしい。

金融財政事情研究会
http://www.kinzai.or.jp/seminar/