健康的な生活に欠かせない「糖質コントロール」
DHCカルチャースクールは、NHK学園と共同で「糖質コントロールで健康習慣!」講座を開発、受講申し込みの受付を開始した。
生活習慣病の予防やダイエットのためには、脂肪を取らないことが一番、と考えられがちだが、炭水化物と糖類も大きな役割を果たしていることは、あまり知られていない。ごはんやパン、麺類に含まれる炭水化物と、砂糖に代表される「糖質」は、体内で使わないと「脂肪」に変わってしまう。この「糖質」に着目し、毎日の摂取量をコントロールすることで、生活習慣病の予防や健康的なダイエットを実現するのが「糖質コントロール」だ。
講座の特長
講座のポイントは大きく4つ。
まず、第一にゆるやかな糖質制限食をすすめていることだ。ダイエットの講座などでは、主食を抜きにするような極端な食事制限もよくみられるが、例えば炭水化物を極端に控えるような食事は、これまでの食事との差も大きいため、長く続かない可能性やリバウンドの危険性も高い。そこで、炭水化物を少なめに、おかずのボリュームを増やす食事をすすめるという。
第二に、美味しくて量も十分な食事がとれることがあげられる。カロリー制限を中心とした食事では、おかずなどの量も制限されるため、空腹を感じ、なかなか続かないことや、一時的に体重は減っても、すぐにリバウンドしてしまうといったことが少なくない。糖質コントロールでは、肉や魚などのタンパク質をしっかり取るため、量的な満足度も高く、美味しい食事を楽しむことができる。
第三に、ハードな運動は求めず、「ちょこっと筋トレ」を紹介していること。食事のコントロールに運動をプラスすることで、糖質コントロールの効果は高まるが、特に食後に糖を消費しやすくする「ちょこっと筋トレ」でさらに効果を高めることができる。講座では、どこでもできる「空中平泳ぎ」などが紹介されるという。
第四に、アンチエイジングにも役立つ点がある。しわやシミといった肌の老化をはじめ、多くの病気に「糖化」という現象が関わっていることがわかってきている。「糖化」は急速に血糖値が上がることが原因とされている。毎日の運動習慣により筋肉を保つことは、長い目で見ると寝たきり予防にも役立つ。
テキストだけでなくDVDも付属
講座の受講期間は3ヵ月で、テキストとレシピ本、エクササイズのハンドブックがそれぞれ1冊ずつ、またDVDも付属する。申し込み方法などの詳細はホームページを確認してほしい。

DHCカルチャースクール
http://www.edu.dhc.co.jp/culture/NHK学園 「糖質コントロールで健康習慣!」講座のご案内
http://www.n-gaku.jp/life/