サテライト会場からも受講が可能
「土地区画整理士技術検定試験」を実施する全国建設研修センターは、建設業法と災害対応に関する講習を実施する。今回の講習は東京で行われるが、インターネットによる同時中継を実施するため、名古屋と大阪にもサテライト会場が設けられる。各会場からリアルタイムで質疑応答を実施する。
多彩な専門家による充実の内容
講習の内容は3つのコースに分かれている。
Aコースでは「現場で遵守すべき建設業法・裁判事例」として、建設業法における技術者制度や建設工事の適正な請負契約、裁判事例から学ぶ工事のトラブル防止について学ぶ。
Bコースでは「建設現場の環境法令と安全衛生管理」として、建設工事に関する環境法令や建設廃棄物管理のポイントや、労働災害における書類送検事例と刑事・民事責任について学ぶ。
Cコースでは「建設現場でのリスク対応」として、「安全・安心・安定」な社会づくりについて、災害と老朽化に対応した技術と対策、災害時の液状化、その実態と対策について学ぶ。
講習はいずれも130分。講師を務めるのは建設会社の担当者や大学教授、弁護士や省庁出身者など、多彩な専門家陣だ。1コースのみの受講も可能。また、全国土木施工管理技士会連合会(CPDS)の登録講習に指定されている。また、期間内であれば受講後も講義内容の質問をメールで受け付ける。詳細は同センターのホームページを確認してほしい。

全国建設研修センター
http://www.jctc.jp/satellitelecture/