Webデザインに関する多様な知識を問う検定
Webデザインに必要なコンセプトといった準備段階から、デザイン、運用までの多様な知識を測る「Webデザイナー検定」の受験申し込み受付が開始された。
出題範囲は、インターネットの基礎からコンセプト・構造といった制作準備、Webページを構築するための技術や運用、知的財産権といった幅広いものとなっている。
同検定は、Webからグラフィックスまでのデザインの総合誌「MdN」から公認されている。また、企業・大学等教育機関・官公庁の賛同のもとに設立されたACPA(NPO実務能力認定機構) からも認定されている。
実施レベルは「ベーシック」と「エキスパート」の2つ
検定試験は「ベーシック」と「エキスパート」の2つのレベルがあり、「ベーシック」は企画・制作・デザインに関する基礎的な理解とWebページ制作における知識・能力、「エキスパート」はさらにベーシックよりも上の専門的な理解や知識、そして「応用」が求められる内容となっている。
2011年3月に発行された書籍改訂に伴い、出題内容や範囲が変更されたため、同検定試験の学習の際には使用教材について注意したい。
「Webデザイナー検定」のほかにも現場で使える検定も
CG-ARTS協会が試験を実施している検定は「Webデザイナー検定」のほかにも、「CGクリエイター検定」「CGエンジニア検定」「画像処理エンジニア検定」「マルチメディア検定」といったWebデザインにつながるものもあり、同協会サイト内で紹介されている資格取得者は、現場に合わせた検定を複数取得した企業の社員も見られる。
これらの検定は併願受験も可能で、1日で最大4検定まで受けることができる。
検定日程・申し込み方法など
2013年後期の検定は11月24日(日)に46都道府県で実施される。出願期間は10月15日まで。検定料は「ベーシック」が4,500円、「エキスパート」が5,500円となっている。
個人受験者の申し込み方法はインターネットか郵便局から可能。団体受験の詳細はホームページで確認を。

CG-ARTS協会 | 検定
http://www.cgarts.or.jp/kentei/about/web/index.html