「当たり前のことをきちんとやる」工場の見学
新技術開発センターでは、「5S」と「目で見る管理」を直接体験する、トヨタ自動車の工場見学つきセミナーを実施する。
「5S」も「目で見る管理」もすべての現場で取り組まれているだけでなく、あらゆる場面で強調されているものの、実際にこれを定着させ、業務の改善にまで結び付けていくためには困難が伴うことが多い。しかしトヨタ自動車ではこうした「当たり前のことをきちんとやる」ことができている。
今回のセミナーは、「5S」や「目で見る管理」の運用方法や使い方を学び、自社への応用を実現するためのきっかけを現地で学ぶ。実際にトヨタ自動車の組立工場と溶接工場を回ることで、組立工程の搬入のしやすさを体験するだけでなく、基本ができている現場の作業者の動き、また、改善への執念や規律など、見ることができる。
理論と現場から学ぶセミナー
セミナーの期間は1日間。
午前中はマサキ経営代表の正木英昭氏による講義が行われる。現場の基盤づくりについて、「アンドン」や「かんばん」に代表されるトヨタ生産方式について、また、ものづくりの目で見る管理(SQD・CPM)についてなど、あらかじめ工場見学に必要な知識を学ぶ。
午後は実際に工場を見学する。組立工場と溶接工場のほかに、トヨタ会館の見学もコースに含まれている。
参加の申し込みは同センターのホームページから。

新技術開発センター セミナーのお知らせ
http://www.techno-con.co.jp/item/17579.html