求められる「金融モニタリング」への対応
金融財政事情研究会では、金融機関の内部監査とリスク管理をテーマとした、ニューバンキングセミナーを開催する。
金融庁は従来の検査基本方針に代わる「金融モニタリング基本方針」を、監査方針と合わせて公表した。このため、金融監督・検査行政はこれまでの定点的な把握から、オンサイトとオフサイトを組み合わせた「金融モニタリング」へと大きく変更される見通し。結果として、内部監査とリスク管理の重要性がますます高まることとなる。特に同方針では、金融機関の内部監査が、どの程度機能しているかを重点的に検証するとされており、早急な体制整備が必要といえるだろう。
充実の講師陣
今回のセミナーではこうした問題意識に基づき、金融規制・監督・検査の最新動向を踏まえた監査方針、計画の策定や、リスク管理、コンプライアンス体制の強化・向上に資する有益な情報を提供する。セミナーで講師を務めるのは、監査法人や銀行の第一線で活躍する専門家の面々。日程は2日間のみだが、非常に充実した内容ということができそうだ。初日の夜には情報交換のためのレセプションも開かれる。
定員は70名で先着順の受付。申し込み方法やセミナーの詳細などは、同研究会のホームページを確認してほしい。

金融財政事情研究会 ニューバンキングセミナーのご案内
http://www.kinzai.or.jp/seminar/