最新の内部監査を実践的に学ぶ
金融財政事情研究会では、内部監査人の養成スクールを開講する。金融危機後、世界的に金融監督規制の強化が図られ、金融機関のリスク管理の有効性や財務・業務管理の信頼性が強く問われており、内部監査担当者の役割はいっそう重要性を増している。
今回のスクールでは、こうした事情を踏まえ、最新の内部監査について学ぶ。内部監査業務に携わろうとする方や、いっそうの知識を深めたい方には、特におすすめだ。実践における具体的な手順などを習得することができるだろう。
3つの特色
本スクールの特色は3つ。まず、内部監査の専任担当者の育成を目指し、「金融検査マニュアル」に則った、金融機関の内部監査体制の確立・強化のために必要とされるスペシャリストを養成すること。次に、実務的なプログラムを通じて、具体的な技術や手続きなどのノウハウを習得できること。さらには、監査法人の担当者や公認会計士、コンサルタントや銀行の実務家を招いて、実践的な講義が展開される。充実した5日間を過ごすことができそうだ。
また、スクール終了翌日に、スクールの修了者を対象として「金融内部監査人認定試験」を実施し、合格者には「金融内部監査人」資格が授与される。
参加定員は50名。申し込み方法などの詳細は同研究会のホームページを参照してほしい。

金融財政事情研究会 金融内部監査人養成スクールのご案内
http://www.kinzai.or.jp/seminar/