士業者が中小企業のモノづくりを支援
日本弁理士会は「『モノづくりと中小企業・士業連携フォーラム』~知的財産フォーラムin福井~」を開催する。中小・ベンチャー企業の知的財産保護、および活用の支援を行うために、自治体や団体と連携しながら、知的財産フォーラムを開催している。今年は福井県での開催。
中小企業のモノづくりの過程には、マーケティングや技術開発、知的財産だけでなく、コストや税務、人事や経営、また、官公庁とのやりとりや補助金など、非常に多岐にわたる問題がある。とりわけ潜在的な力を有しながらも、こうした諸処の問題に対応できないために、モノづくりを推進できない中小企業は少なくない。
そうした中、このフォーラムでは、各分野で専門的な知識を有する士業者の連携によって、モノづくりに潜在的な能力を有する中小企業をどのように発掘し、また、どのように中小企業のモノづくりを推進できるのか考える。
2部構成のフォーラム
第1部では、株式会社いやさかの代表取締役を務める高原裕一氏から、「中小企業におけるモノづくり その成功例と失敗例」と題した基調講演がある。
第2部は「『中小企業のモノづくりにおける士業の関わりについて』~その現状と将来の展望~」と題したパネルディスカッション。中小企業診断士や弁護士、行政書士や社会保険労務士、また、公認会計士と弁理士など、様々な分野にわたる士業の専門家が議論を繰り広げる。
対象は福井県の士業団体の会員や自治体、金融機関、商工会議所等の担当者をはじめ、大学や中小企業の関係者、一般も参加することができる。参加費は無料だが事前の申込が必要。
申込方法などの詳細は、同会のホームページを確認してほしい。

日本弁理士会 プレスリリース
http://www.jpaa.or.jp/?p=22390