若いうちからLinuxにふれる機会を提供
Linuxのプロフェッショナル認定機関として、「LPIC」および「OSS-DB技術者認定制度」を実施するLPI-Japanは、高校生をはじめとする日本の若者が、ITの世界でグローバルに活躍できるよう、「Linuxを使ってみよう」と題して、寄附講座を実施するプログラムを発表した。
Linuxは企業のシステムから家電製品まで、様々なところで使われているが、その教育体制はまだまだ整っているとはいえず、多くの学生は、大学の情報工学系の学部やIT系の専門学校で初めて学ぶという状況。しかし一方で、そうした中にあっても、高校や高専などの教育機関では、Linux/OSSの教育への注目が高まってきている。
LPI-Japanでは、そうした要望に応えるため、高校生などの若い世代向けに、Linux/OSSにふれる機会を作り、将来の日本のIT技術を支えることができる人材の育成に貢献するため、Linuxの体験講座を無料で実施する。
「ぜひまた講義を受けたいです」
すでに千葉県立千葉商業高校と北海道旭川工業高校では同講座を実施しており、あわせて50名以上の参加者があった。「Linuxはあまりふれることがないのでいい経験になりました」「ぜひまた講義を受けたいです」などと好評だ。
なお、LPI-Japanでは、講座実施の申し込みを受け付けている。詳細についてはLPI-Japanのホームページを確認してほしい。

LPI-Japan プレスリリース
http://www.lpi.or.jp/news/press/