内部監査の実務を学ぶ5日間
金融財政事情研究会は内部監査人養成スクールを開催する。今回で33回目。最新の内部監査のポイントである「内部統制の構築のあり方」「リスクコントロール」「コンプライアンス態勢維持の枠組み」「システム監査」などについて学ぶ。
スクールの期間は5日間。内部監査の実務に即し、演習・ケーススタディをふんだんに盛り込んだカリキュラムにより、具体的な監査技術・手続き等のノウハウを習得することができる。また、講義テキストのほか、事前教材も使用する。事前教材は講座に参加する前に読了しておくことが求められる。
また、講師を務めるのは、監査法人の担当者や公認会計士、コンサルタントや銀行の実務家など、いずれも内部監査の実務の第一線で活躍する人ばかり。本スクールへの参加を通じて、金融庁の「金融検査マニュアル」に則った、金融機関の内部監査体制の確立・強化のために必要な人材を育成することが可能となるだろう。
終了日翌日には認定試験を実施
内部監査業務に携わろうとする方、また、いっそうの知識を身につけたい方に、実践における具体的な手順などが習得できる本スクールへの参加をおすすめする。また、スクール終了日翌日には、金融内部監査人認定試験も実施される。
参加定員は50名。参加には事前の申し込みが必要。詳細は同研究会のホームページを確認してほしい。

金融財政事情研究会 セミナーのお知らせ
http://www.kinzai.or.jp/seminar/detail/191