フロント業務に必要な知識と技能養成を目指す
日本医療教育財団が、新技能審査認定「メディカル・フロント・コンシェルジュ技能認定」を開始した。
「メディカル・フロント・コンシェルジュ技能認定」は、医療機関のフロント業務における患者の対応に必要な知識・技能のレベルを評価、認定する認定で、「能力の向上」と「社会的地位の向上」などに役立てることを目的としている。
メディカル・フロント・コンシェルジュ技能の認定には、承認を受けた教育機関で日本医療教育財団定めた教育訓練ガイドラインに適合するカリキュラムで技能を習得し、修了試験に合格することが条件とされている。
試験の出題形式は「学科(60分)」の択一式。出題項目は「フロント業務にかかわる基礎知識」で25問以上の出題数からなり、得点率は90%以上で合格となる。認定料は3,000円。
本技能認定のメリット
近年の医療機関においては、医療の質の向上とともに医療サービスの質も高める必要が出てきており、患者接遇のスペシャリストの養成は、医療機関におけるホスピタリティの向上にもつながる。
患者等の心理に配慮して安心感を与える細やかな接遇は、フロント業務において強く求められる。このニーズに対応するためにも、本技能認定を利用し患者接遇のスペシャリストを目指そう。

メディカル・フロント・コンシェルジュ技能認定|日本医療教育財団
http://www.jme.or.jp/exam/mfc/