学生、IT系社会人に人気の国家試験
IPA(独立行政法人情報処理推進機構)情報処理技術者試験センターは11月18日に、「平成25年度秋期情報処理技術者試験」のうち、「基本情報技術者試験」の合格者、並びに試験に関する概要を発表した。
それによると、基本情報技術者試験に応募した人数は76,020名で、受験者数は55,426名だった。そのうち合格者数は12,274名で、合格率は22.1%という結果だった。
また、試験におけるアンケートによると、学生の受験者数は5,276名で合格率は23.9%となった。
社会人の受験者は4,938名で合格率は21.6%だった。そのうち、IT系企業の受験者が3,720名と、社会人のうち多数が情報処理に関わる職種からだった。
情報処理技術者試験とは
情報処理技術者試験とは、経済産業省が、情報処理技術者としての「知識・技能」が一定レベルを上回ることを認定する国家試験のこと。
この試験制度は、スキルに合わせて4つのレベルに分かれており、全部で12の試験がある。
このように、情報システムを利用するエンドユーザーから、技術者として、情報システムを構築したり運用したりするレベルの人まで、ITに関わるあらゆる人のための試験である。

IPA プレスリリース
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