次世代の標準プラットフォーム
LPICを実施するLPI-Japanは「HTML5プロフェッショナル認定試験」を開始する。
HTML5は次世代のWebの標準プラットフォームとして注目されており、現在、モバイルも含めたすべての主要ブラウザが、最新バージョンで対応している。今後は、HTML5で記述されたゲームや、モバイルのアプリケーションが急速に普及することが予測されている。
こうした状況の中、HTML5を扱うWebプロフェッショナルのスキルや知識を、中立的な立場で認定する資格の必要性が高まっており、LPI-Japanではこのたび、認定制度を開発し、プロフェッショナルの育成を支援することとした。
2段階の試験内容
認定プログラムでは、HTML5の活用を推進する企業やコミュニティの協力により、市場分析・業務分析を行い、オープンコミュニティの枠組みにて開発された。試験はHTML5を活用したページやアプリケーションなどのデザイン、設計、構築に関する体系だった知識とスキルを備えたプロフェッショナルを、中立の立場で公平、かつ、厳正に認定する資格制度。
試験はレベル1とレベル2の、2つのレベルの試験から構成される。レベル1では、マルチデバイスに対応した静的なコンテンツをデザイン・作成できるスキルを問う一方、レベル2では、システム間連携や、最新のマルチメディア技術に対応したWebアプリケーションや動的なコンテンツの開発、設計スキルを問う。レベル2は2014年の後半にリリースされる予定。
詳細についてはLPI-Japanのプレスリリースを確認してほしい。

LPI-Japan プレスリリース
http://html5exam.jp/news/news131203_1.html