キャリア段位制度は共通のものさし
介護プロフェッショナルキャリア段位取得ホームページにおいて12月3日、平成25年度審査員講習テキストがアップされた。
キャリア段位制度は成長過程にある職業分野での能力を評価する仕組み。企業・事務所ごとにそれぞれの基準で評価を行うのではなく、共通のものさしをつくり、それによって職業能力を評価することで人材育成を目指す。
7段階がある介護プロフェッショナル
介護プロフェッショナルは介護サービス従事者を対象にレベル認定が行われるもので、7段階がある。
エントリーレベルであるレベル1は職業準備教育を受けた段階で、初任者研修により働くうえで必要となる基礎的な知識や技術を習得している状態。レベル2は一定の指示のもとにある程度仕事をすることができる段階で、レベル3は指示なしでも仕事ができる段階、レベル4はチーム内でリーダーシップがとれる段階となる。
レベル5・6はプロのスキルに加え、さらに専門的な分野において高度な専門性を持つ、あるいは独自性のある介護方法が評価されている段階。質の高い介護を提供することができ、チーム全体の質の改善も改善させるキーパーソンとなる。レベル7はトッププロフェッショナルの段階。
介護プロフェッショナルではまずレベル1からレベル4について基準をつくり、レベル認定を行う。既存の国家資格制度や研修制度も考慮したうえで、とくに実践レベルの評価に重点が置かれている。

介護プロフェッショナルキャリア段位取得ホームページ
https://careprofessional.org/careproweb/jsp/