リニューアルした疑似体験用ソフトウェアを公開
ITパスポート試験では、疑似体験用ソフトウェアを使って平成24年度春期から平成25年度秋期の過去問題を体験することができる。
ITパスポート試験について
IPA情報処理技術者試験センターが実施しているITパスポート試験は、IT社会で働くすべての社会人が備えておくべきITに関する基礎的な知識を測る国家試験として、平成21年に創設、平成23年11月からはCBT方式で実施されている。
CBT方式とは、コンピュータを利用して実施する試験方式のことで、受験者は画面に表示された試験問題に対して、マウスやキーボードを用いて解答する。
本番と同様の操作方法を体験
同センターでは、現在公開している、「CBT疑似体験ソフトウェア」を大幅にリニューアル。平成24年度春期から25年度秋期の全問題100問について、本番試験と同様の操作方法でチャレンジできるようになった。
試験結果画面では、実際に解答した各問題の正誤や正答数が表示される。本番試験の合格に向けた学習だけでなく、組織内のITリテラシー・情報セキュリティ知識の習得状況のチェックなどにも活用できそうだ。
動作環境など
疑似体験ソフトウェアは、ITパスポート試験のWebサイトよりダウンロードできる。
動作環境は、Windows XP(SP3)、Windows Vista、Windows7での動作確認済み。Windows Vistaでは.NET Framework 3.5 SP1が必要とのこと。詳細はITパスポート試験のWebサイトで確認してほしい。

過去問題を登録した疑似体験用ソフトウェアの公開について
https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/guidance/