430以上の資格に合格してきた達人「中村一樹さん」
「平成の資格王」とも称される中村さんは、毎年多くの検定に合格してきた。一日に数個の検定試験を掛け持ちし合格を得てきた経験を持つ達人。
そんな中村さんの持つ資格は今では数えきれない程だそうだが、そのすごさは数だけではない。難易度の高い公認会計士の資格も、今まで他の検定で勉強していた知識の積み重ねにより、たいして勉強をせずに合格したそう。さらには経営学士・法学士・経済学士・工学士も取得し、「学士王と呼ばれる日もそう遠くはないかもしれない」と語る。
試験を知ること、自分を知ることが検定合格の近道
中村さんはブログにて資格試験の勉強法について日々語っている。
資格試験に挑戦するにあたって、大切なポイントがたくさんある。なにより、勉強を始める前に「なぜ自分はその資格試験に合格したいのか」という目的をはっきり自覚することが大切だ。その上で、試験の内容や日程など、試験に関わることをきちんと把握する。そして、試験日までを逆算した勉強計画を立てるのだ。
そう語る理由は、人間は1ヵ月しか精神力が継続しないためスランプがやってくる、それを乗り越えるためだそうだ。
試験は過去を遡る
また、試験は必ず誰かが作成しており、そしてその試験には必ず意味がある。その意味とは、毎年同じ基準で受験生のレベルを判定すること、そしてその試験の内容に関してあるレベルまで知識をつけているのかを判断すること、である。
限られた時間の中でその2つを満たす試験問題を作成するには、やはり過去の問題傾向を参考にするため、過去問は外せない。過去問を解いていくにあたっても、一か月をかけて分厚い問題集を一回解くよりは、要点のまとまった薄い問題集を3回4回と解くほうが身に付くそうだ。
さすが受験指導やコンサルティングを手掛ける事業家だ。細かい点に注目し、わかりやすくブログで伝えている。
指導することが仕事であるにも関わらず、そういったポイントを惜しげもなく日々伝え続けてくれている懐の大きさには脱帽する。

「平成の資格王」中村一樹の合格の扉ブログ
http://www.shikakuou.com/mt/クイック教育システムズ
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