ご当地のプロ、全国版みたいなもの?
一時は乱立状態であったご当地検定も、最近は徐々に淘汰の時代に入っています。ご当地ブランドの代名詞のような京都ですら苦戦しているのですから、推して知るべしです。
その地方にとっては地元に愛され続けてきた唯一無二のオンリーワンであっても、ただそれを打ち出すだけでは厳しい時代なのかもしれません。マーケティングをきっちりやって全体の中の検定という位置づけを与えるとか、切り口を大きく変えてみるとか、そこに何か「新しい価値」を付加出来ないと、拡大させるのは厳しそうな昨今ではあります。
さてそんな中、各地に伝わる伝統の技や特産品をまとめて学習してしまおうという検定が始まります。日本販路コーディネーター協会が推進していく「
全国観光特産検定」(プレ検定)がそれ。
初回のプレ検定が6月13日に全国で実施予定です。
位置づけとしては4級が入門編、3級が応用編ということらしく、誰でも挑戦することが可能です。いきなりの「3級挑戦」もOK!です。
この「プレ検定」では4級、3級に準じた問題が出題され、本検定と同様の認定証が取得できるそうですよ。
但し人数が限定されているのと先着順となっているので、希望する場合は早めの方が良さそうです。
詳細はこちらから。
テキストは後日送付されてくるようですが、
お試し問題はこちらからトライ!
観光や地域関係で仕事をしている場合には、取得しておくとプラスにはなってもマイナスにはならないでしょう。
言わば日本全国に埋もれている観光資源、日本の伝統に光を当てる検定とも言え、観光立国を目指す(らしい)これからの検定なのかな、と感じます。
(編集部 検定小町)